【レビュー】キャンプ初心者に超おすすめのタープセット!スノーピーク「HDタープ“シールド”・ヘキサ Proセット」

アイキャッチ

キャンプを始めてしばらく経った頃、タープの購入検討を開始しました。
それまでは自立式タープと2ルームテントの跳ね上げタープを使っていましたが、見た目や機能、収納サイズなどで満足できていませんでした。

「かっこいいタープが良い!」
「テントと連結したい!」
「収納サイズを抑えたい!」

そんな時に巡り会ったのがスノーピークの「ヘキサタープ」でした。
今回は、キャンプ初心者の僕だからこそ買って良かったと思える「HDタープ“シールド”・ヘキサ Proセット」についてレビューしていきます。

「HDタープ“シールド”・ヘキサ(L)Proセット」(スノーピーク)
おすすめ度:★★★★★

良い点
◯長く使えるデザイン
◯1万円以上のセット割引
◯多様なアレンジ
◯機能性

いまいちな点
△非難燃性
△必要設営サイズ

以下詳細をまとめました。

目次

【スペック】

比較のためMサイズも記載
※2021年6月現在、公式では在庫なし、Amazonや楽天でも価格が高騰しているので、適正価格に落ち着くまで購入すべきではないと思います

製品名HDタープ“シールド”・ヘキサ(L)ProセットHDタープ“シールド”・ヘキサ(M)Proセット
メーカースノーピークスノーピーク
メーカー希望小売価格¥52,580(税込)¥48,180(税込)
重量(本体、ロープ含む)9.8kg9.5kg
展開サイズ1,220×780cm1,120×690cm
収納サイズ80×17×22cm80×17×22cm
セット内容タープ本体ウイングポール(280cm、240cm)
ソリッドステーク40(×4)
ソリッドステーク30(×4)
自在付ロープ(ニ又用10m×2、3m×2、2m×2)
ぺグハンマーPro.C
ポールケース
ロープケース
ぺグ&ハンマーケースキャリーバッグ
タープ本体ウイングポール(280cm、240cm)
ソリッドステーク40(×4)
ソリッドステーク30(×4)
自在付ロープ(ニ又用10m×2、3m×2、2m×2)
ぺグハンマーPro.C
ポールケース
ロープケース
ぺグ&ハンマーケースキャリーバッグ
対応人数6名4名
耐水圧ミニマム値:3,000mmミニマム値:3,000mm
公式サイトより抜粋

セット

【良い点1 長く使えるデザイン】

とにかく立ち姿が格好良いです!
購入理由の8割はこの洗練されたデザインと言っても過言ではないです(笑)。

前

形から入るタイプの僕にとって、「格好良いギア」を持つことに強い憧れがありました。
カラー、形状、デザイン、ブランド。この全てが僕の欲求を満たしてくれます。

加えてシンプルなデザイン流行りに左右されず「長く使う」ことができます。

ギアが充実していない初期の段階だからこそ、長く使える良い品を選んだことに満足しています。

【良い点2 1万円以上のセット割引】

Proセットには、ポールやハンマー、ペグなどが同梱されており、個別に購入するよりも¥11,660安く手に入れられます。
この割引すごくないですか?

キャンプを始めたばかりで、ギアが揃っていない我が家にピッタリのセットでした。
ポール、ソリッドステーク、ハンマーはいずれも製品としてのクオリティが高く、使いやすい点も魅力です。

HDタープ“シールド”・ヘキサ(L)ProセットHDタープ“シールド”・ヘキサ(L)
価格(税込)¥52,580¥37,180
セット内容タープ本体自在付ロープ(ニ又用10m×2、3m×2、2m×2)
ポールケース
ロープケース
キャリーバッグ
ウイングポール(280cm)
ウイングポール(240cm)
ソリッドステーク40(×4)
ソリッドステーク30(×4)
ぺグハンマーPro.C
ぺグハンマーケース
タープ本体自在付ロープ(ニ又用10m×2、3m×2、2m×2)
ポールケース
ロープケース
キャリーバッグ
※Proセット参考用製品価格(税込)
ウイングポール(280cm)¥6,820
ウイングポール(240cm)¥5,940
ソリッドステーク40(×4)¥3,652(¥913/本)
ソリッドステーク30(×4)¥1,848(¥462/本)
ぺグハンマーPro.C¥6,820
ペグハンマーケース¥1,980
合計:¥27,060
ケース取り出し
ポール
ロープ

【良い点3 自由度の高いアレンジ】

ヘキサタープは設営アレンジの自由度が高いギアです。
メインポールの高さ調整、ロープやサブポールを併用すると利便性が大きく向上します。
サブポールがない場合も、ロープを木にくくりつけるなど工夫ができます。

タープの設営方法とアレンジについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

ec_sp-tarp-setup

【良い点4 機能性】

その他機能で優れている点を挙げます。

遮光性

夏場のキャンプに最適です。
公式の検証ではシールド加工の有無で2~4℃の違いがでたそうです。

体感温度
出典:スノーピーク

日差しが強い日であっても、タープ下では快適に過ごすことができます
ただ、強い遮光性のためタープ下は暗めですので、早めのランタン点灯が必要になる場合もあります。
また、冬場は日差しのないタープ下では一層寒くなりますので、張り方や張る向きを工夫する必要があります。

小川張りができる

これが出来ると玄人感が出てワクワクします(笑)。

otaki-toda

初キャンプで目の前のグループの小川張りを見て、衝撃を受けました。
「絶対にやりたい!」と思い、アメニティドームも購入しちゃいました。
なお、小川張りは長めのパラコード1本でできます(セッティングテープ不要)。

コンパクト収納

以前は「プロモレジャータープ(山善)」を使用していましたが、スチールフレーム構造のため、収納サイズと重量がありました(幅115cm、8.5kg)。

ヘキサタープにしてから、前述のタープの2/3の収納サイズになりました。
素材も布部分が多いため、狭いところでも収まりが良いです。

比較

大人数もソロも

MとL、2サイズ展開のヘキサタープですが、Mサイズの実物がやや狭く感じたため、Lを選択しました。
Lサイズは大人6名でもゆったりと使えます。
設営アレンジに記載した通り、ポールの調整で6名以上やソロでの使用にも対応できます。

大人数での使用
高さ
身長186cmの僕が腕を伸ばしてもこの余裕

スノーピーク(snow peak) HDタープ“シールド”・ヘキサ(L) TP-862H L

【いまいちな点1 非難燃性】

タープの下で焚き火ができない点が非常に残念です。
焚き火中にゲリラ豪雨に遭遇すると、タープ下への焚き火台の一時避難ができず、雨ざらしになります。
正直不便ですが、タープに穴が空いてしまっては元も子もないので、火気厳禁はしっかりと守る必要があります。

ガスコンロで湯沸し程度であればタープ下でも問題ありませんが、タープと火の距離には常に配慮が必要です。

注意書き

【いまいちな点2 必要設営サイズ】

スノーピークが発表している設営に必要なサイズは12.2m×7.8mです(Mサイズは11.2m×6.9m)。
テントも考慮すると、20m×10m程度のサイトが望ましいです。

仮にサイトが広くない場合、ポールの高さを調整することで多少の設営サイズ縮小は可能です。
開放感を得るには最大長で設営したいところですが、、、

サイトによっては広さが明記されていない場合は事前に問い合わせると現地で慌てずに済みます。

展開サイズ
出典:スノーピーク

【まとめ】

洗練されたデザイン機能を兼ね備えたHDタープ“シールド” ヘキサ。

ポールとロープの組み合わせでそれぞれのシーンに応じた利用方法が可能で、1万円以上お得になるセット購入が魅力的です。
一方、火気の取り扱いと設営サイズについては留意する必要があります。
いずれも運用の中でカバーできる範囲で、サイズについてはMも併せて検討するのが良いかと思います。

初めてヘキサタープを購入する方や、キャンプやアウトドアを始めたばかりで道具が揃っていない方に是非オススメしたい、スノーピーク「HDタープ“シールド” ヘキサ Proセット」のレビューでした。

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