キャンプにおいて長時間体を預ける相棒とも呼べる存在のチェア。
各メーカーから様々な種類やカラーが展開されていますが、
今回は座り心地と携行性の双方を兼ね揃えたスゴイ奴、Helinoxの「チェアワン」をレビューします。
正面
「チェアワン」(Helinox)
おすすめ度:★★★★★
良い点:
◯抜群の座り心地
◯超コンパクト
◯丈夫なボディ
◯簡単組み立て
いまいちな点:
△価格が高め
△風に弱い
以下詳細をまとめました。
目次
【スペック】
製品名 | チェアワン |
メーカー | Helinox(ヘリノックス) |
価格 | ¥14,300(税込) |
重量 | 890g(960g/バッグ込み) |
展開サイズ | 52×50×66cm |
収納サイズ | 35×10×12cm |
座面高 | 35cm |
耐荷重(静荷重) | 145kg |
材質 | 座面:ポリエステル、ナイロン フレーム:アルミニウム合金 |
座面 バッグ
【良い点1 抜群の座り心地】
座り心地
僕がHelinoxのチェアワンを選んだ一番の理由が座り心地です。
お尻が大きく沈み込み、背中一面をしっかりと支えてくれます。
あまりの沈み込みに、初めて座った時は「ひっくり返るかも」と不安になりましたが、4脚が地面についている状態であれば、基本的には倒れる心配はありません。
側面 背面
座面の低さ
チェアワンは座面が低いため、身長120cm弱の長女でも座りやすいです。
立つ時のコツですが、チェアサイドの布部分を手で地面の方向に押し付けながら立つと、バランスを崩さずに立てます。
豊富な種類
チェアワンの親戚として、子供にちょうどいいサイズの「チェアワンミニ」や、より軽量な「チェアゼロ」、高座面(45cm)の「サンセットチェア」、低座面(23cm)の「グラウンドチェア」など、用途に応じた種類とカラー展開があるのも魅力的です。
収納バッグをフレームの足回りにぶら下げることで、簡易ストレージとして利用できます。
携帯やタオルなど、小物類の置き場として便利です。
ティッシュ箱も入る
【良い点2 超コンパクト】
座り心地に続いて魅力的だったのがそのコンパクトさです。
収納サイズはティッシュ箱よりひと回り大きい程度です。
驚くはその軽さ。
収納バッグ込みでも1kgを下回ります。
軽さの秘密はアルミフレーム。DAC社製のフレームは「グリーンアノダイズド」と呼ばれる有毒物の排出を抑えた製法で作られ、エコでありながら軽量という優れものです。
DAC社のタグ ポールにもロゴが
しかも、コンパクトかつ軽量にも関わらず、身長186cmの僕でもゆったり座ることができます。
もし家族全員分のチェアをチェアワンにすることができれば、収納効率が大きく改善しそうです。
【良い点3 丈夫なボディ】
コンパクトなサイズながら、耐荷重145kgを誇ります。
大柄な方でも問題なく座ることできます。(あくまで静止状態での耐荷重です)
またフレーム内部に通っているショックコードが丈夫に出来ています。
購入してから5年以上経過した現在でも、たるみなく使えています。
【良い点4 簡単組み立て】
アルミのフレームポールにショックコードが通っているため、ポールから手を離すと半自動でフレームが組み上がる仕組みです(この時フレームに指を挟まないよう注意が必要)。
座面背面の穴にフレームを押し込んで完成です。
慣れれば20秒もかからず組み上げられるため、サイトに到着してまずは一息、という時にも便利!
手を離すと・・ ポールが組み上がる 組み上がり
ジョイント(R) ジョイント(L)
ポールを入れて 奥まで押し込む
上2つが先 下2つをいれて完成
【いまいちな点1 価格が高め】
購入する場所やカラーなどにまちまちですが、12,000円〜14,000円前後で購入できます。
個人で使用するチェアとしては高い部類に入ると思います。
我が家の家族分として5脚揃えようとすると6~7万円かかります、、、、、うむむっ!
【いまいちな点2 風に弱い】
座っている分には問題となりませんが、座っていない時に強い風が吹くと簡単に吹き飛びます。
BBQ中に皿をチェアに置いてトイレに行ったら全部吹っ飛んでいた、なんてことにもなりますので、風の強い日には無人チェアの配置は扱いには配慮が必要です。
席を立つ際は荷物を乗せない、物陰に移動するなどで対処するしかありません。
【まとめ】
購入してから 5年以上使い続けていますが、不具合もなく快適なチェア体験を提供し続けてくれています。
抜群の座り心地はテント設営と運転で疲れた体を癒してくれます。軽量かつタフな作りでこれからも僕の体を支え続けてもらいます。
チェアワン以外にも購入検討中ですので、購入したら改めてレビューします。
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