我が家で使用しているコールマン「クアッドマルチパネルランタン」について使用感をまとめてみました。
「クアッドマルチパネルランタン」(コールマン)
おすすめ度:★★★☆☆
良い点:
◯手軽かつ、安全に使用することができる
◯パネルが取り外せて使い勝手が良い
◯LEDのメリットあり
◯防災面でも活躍
いまいちな点:
△運用コストがかさむ
△白色LEDでアウトドア感半減
△メインランタンとしては力不足
野外で使用するLEDランタンを探している方はもちろん、災害時の備えとして持っておくのもおすすめです。
また小さな子供がいる家庭や、人数の多い家庭にぴったりです。
詳細を以下にまとめました。
目次
【スペック】
製品名 | クアッドマルチパネルランタン |
メーカー | コールマン |
メーカー希望小売価格 | ¥11,000(税込) |
本体サイズ | 約ø14.5 × 23.5(h)cm |
重量 | 約1.2kg |
材質 | ABS 樹脂、他 |
使用電源 | アルカリ単一形乾電池× 4 本または8 本(別売) |
防水性能 | IPX4 対応(全方向からの水しぶきに10 分間耐える) |
High | Middle | Low | |
明るさ/ルーメン(8本) | 800 | 200 | 100 |
明るさ/ルーメン(4) | 500 | 140 | 60 |
パネル/ルーメン | 100 | 25 | 100 |
連続点灯時間/h(8本) | 20 | 120 | 400 |
連続点灯時間/h(4) | 13 | 69 | 196 |
パネル | 3 | 14 | 3 |
【良い点1 子供が使える安全設計】
この製品にして良かったと思える大きな理由の一つです。
ガスやガソリンと違い乾電池を使用しているため、安心して使わせることができます。
操作もボタンを押すだけのシンプルなものなので、2歳のきいでも使いこなすことができています。
丈夫さも併せ持っており、これまで何度か1m程の高さから砂利や床に落下していますが、壊れずに使えています。
総合的に子供に持たせるランタンとしては非常に満足しています。
【良い点2 取り外し可能なパネル】
着脱は非常に簡単
最大5つの光源に分かれるため、使い勝手が良いです。
それぞれのパネルは約130gと非常に軽く、テント内のフックに吊るしても問題はありません。
本体+パネル 本体 パネル
収納された取手で、懐中電灯のように持つ・テーブルや床に置く・フックに掛けるといった幅広いシーンで活用できます。
また背面には磁石が付いているため、フックが付いていないテントでも磁石で挟むことでルームライトとして使用できます。
背面には磁石とハンドル ハンドルには4つのポジション
パネルは本体に付けておくだけで充電され、懐中電灯としても使用できるようになっています。
光源が不足しがちなキャンプサイトではとても重宝しています。
【良い点3 白色LED】
最大出力800ルーメンのため、テーブルランタンとして使うには十分な明るさです。
白色LEDが生み出す光は、家のような高い視認性を提供してくれます。
段階の分かれた調光機能で必要に応じた使い分けができる点がいいです。
また、LEDの特性上、一部の虫が寄り付きにくい点がたーこにとても喜ばれています。
1段階目 2段階目 懐中電灯バージョン 1段階目 2段階目 3段階目
【良い点4 防災グッズとして活躍】
キャンプ以外でも、停電時などの防災グッズとしても活躍が期待できる本製品。
USBケーブル対応のため、携帯電話の緊急時のバッテリー充電に使用することができます。
ゴムの蓋を開くと USBポートがでてきます
一番出力の低いLow(100ルーメン)であれば400時間(乾電池8本使用)照らせる点も安心感があります。
※以前使用後も電池を入れっぱなしにし、電池消費を早めてしまいました。現在我が家では使用しない時に電池を取り外しています。緊急時にすぐに使用できない状況ですが、難しい問題ですね、、、
【いまいちな点1 運用コスト】
最大パワーでの出力をするためには単一乾電池×8本が必要となります。
背面のキャップをはずすとこんな感じ 矢印が噛み合わないのは仕様?
公式によると800ルーメンのHighで使用した場合には20時間前後で電池が消費されるようです。
仮に冬に使用した場合、16時点灯→21時消灯とすると約4回使用できますが、我が家での実績としては、3回で8本を消費し、1回で4本を消費しています(EVOLTA使用)。
単一電池が1本200円程度と考えると、あまりコスパがいいとは言えません。
代替案としては充電式の乾電池の使用があります。
エネループが1本約1,600円のため、長く使い続ける前提であれば導入するのはありかと思います。
【いまいちな点2 サイズ】
乾電池を8本入れると2.25kgとなり、重たいです。
本体+パネル+乾電池8本
本体はそれほど頻繁に持ち歩くわけではないのでそこまで気にならないのですが、
本体ごと吊るす際には、ランタンスタンドや吊るす箇所の耐荷重は確認する必要があります。
また、専用ケースに入れるとかなり場所を取ります。
専用ケースMの蓋 中には電池が入るスペースも
我が家では5人分の荷物を詰め込む関係上、あまり大きい荷物はお役御免になるケースがあります。他との兼ね合いで留守番となる可能性が出てきそうです。
【いまいちな点3 白色LEDゆえの弊害】
個人の好みの問題ですが、白色LEDがアウトドアの雰囲気にマッチしないです。
特にガスランタンの横で焚き火をしている最中、真っ白なLEDの光がテーブルを照らし出すさまに違和感を覚えます。
テーブルランタンとして利用している際も、その白さと光の強さゆえ、直視せずとも目が疲れます。
自然を満喫するという点では、趣旨にそぐわないシーンもあるかな、と考えています。
【いまいちな点4 メインランタンとしては力不足】
サイト全体を照らすメインのランタンとして使用するには800ルーメンでは出力が足りません。(メインとしては1,000ルーメン基準をよく目にします)
これメインとして使用するにはサブランタンを充実させる必要があります。
逆に既にメインのランタンがある場合のサブランタンとしては有能です。
ちなみに我が家のメインLEDランタンはLUMENA +(1,800ルーメン)、ガスランタンはキャプテンスタッグのフィールド ガスランタン<M>(350ルクス)です。
使用した際に感じた良い点、いまいちな点をまとめました。
全体としては多機能で優秀なサブランタンという位置付けですので、
今後も使いながら気づいた点があれば随時更新していきます。
コメントを残す