納車を目前に控えた我が家では、車庫証明を取ったり、現在乗っている車の処分の手配をしたり、銀行ローンの手続きを進めたりと、動きが慌ただしくなってきました。
特に保険については現在利用している「三井ダイレクト」がキャンピングカーの保険を受けておらず、別の会社に切り替える必要が出てきました。
そこで、今回改めて調べた保険の範囲についてまとめるとともに、各社の概算金額についてご紹介していきます。
目次
【カバレッジ】
まず前提条件としての「何に対して保険を掛けるか」という検討からスタートしました。
今回は大きく車両保険、保証範囲、特約に分けて考えていきます。
車両保険
車両本体の修理金額に対して充当される。
車両本体+オプションの総額で算出。
我が家のアウルの場合は手数料や税金などを抜いた金額で約635万円だったため、基準金額を635万円として各社の見積もりを算出しています。
なお、車両本体の金額を下回って保険をかけることもできるみたいですが、割合に応じた保険料の支払いになる場合もあるようで、満額でかけることにしました。
(例えば500万円の車に250万円の保険をかけていると、修理の際に50%までしか保証されない、など)
保証範囲
こちらは一般保証と限定保証の範囲をどうするかという部分です。
保険各社によって細かい定義は異なりますが、駐停車中の当て逃げや盗難などをカバーするかどうかを選べます。
特約
特に必要であろう個人賠償責任特約、自転車障害特約、弁護士特約は入れるようにしました。
子供の成長につれて自転車での事故や他人の家や物への損害の可能性も上がってきているのでこういうカバーが提案されているのはとてもありがたいです。
【保険会社別料金概算】
ここからは各社から算出された保険料を比較していきます。
実際の金額算出には車検証と発注書や契約書が必要になるため、今回はあくまで概算として出してもらった金額です。
また、8ナンバー(キャンピングカー)の見積もり取得には車検必須、Web不可というパターンが多かったです。
以下を共通の条件としています。
※いずれも年間一括払いの金額
運転者の年齢 | 35歳以上 |
運転者 | 本人・配偶者限定 |
車両価格 | 635万円 |
人身障害 | 3,000万円 |
免責 | 免責なし 免責10万円 |
保証範囲 | 一般 限定 |
主な特約 | 個人傷害特約 自転車傷害特約 弁護士特約 |
ソニー損保
※8ナンバーについてはWebでの見積もりは不可のため、コールセンターからの申し込みが必要
※正式な見積もりには車検証、車両保険をつけるには注文書など金額がわかるものが必要
※8ナンバーの場合はネット割りなし
運転者が夫婦限定 | |
免責なし | 93,000 |
免責5万円 | 87,000 |
免責10万円 | 82,000 |
運転者の限定なし | |
免責なし | 98,000 |
免責5万円 | 92,000 |
免責10万円 | 87,000 |
東京海上
運転者が夫婦限定 | |
一般保証(免責なし) | 約190,000 |
限定保証(免責なし) | 約120,000 |
運転者の限定なし | |
一般保証(免責なし) | 約200,000 |
限定保証(免責なし) | 約130,000 |
セゾン
※8ナンバーについてはWebでの見積もりは不可のため、コールセンターからの申し込みが必要
※正式な見積もりには車検証、車両保険をつけるには注文書など金額がわかるものが必要
※8ナンバーの場合はネット割りなし
運転者が夫婦限定 | |
免責なし | 85,390 |
免責5万円 | 84,760 |
免責10万円 | 75,990 |
運転者の限定なし | |
免責なし | 86,110 |
JA共済
※8ナンバーについてはWebでの見積もりは不可のため、近隣のJA事務所への電話申し込みが必要
※正式な見積もりには車検証、車両保険をつけるには注文書など金額がわかるものが必要
運転者が夫婦限定 | |
免責なし | 158,560 |
免責5万円 | 116,600 |
免責10万円 | 96,490 |
シェアティブ
キャンピングカー専門の保険代理店で、今回唯一Webからの申し込みだけで正式見積りを出してくれた業者です。
※保険者は三井住友海上
運転者が夫婦限定 | |
免責10万円/一般保証 | 90,760 |
免責10万円/限定保証 | 61,410 |
三井ダイレクト
8ナンバーを受けていません。
保険期間満期前の乗り換え(引き継ぎ)は可能だが、更新不可。
引き継ぎにおける車両保険の付与は不可。
各社のまとめ
運転者が夫婦限定 | ソニー損保 | 東京海上 | セゾン | JA共済 | シェアティブ |
免責なし | 93,000 | 190,000 | 85,390 | 158,560 | – |
免責10万円 | 82,000 | 120,000 | 75,990 | 96,490 | 90,760(一般) 61,410(限定) |
【まとめ】
個人的にはあまり保険にお金をかけたくない一方、万一の場合に備えておくことは非常に大切だと思います。
基準として個人の感覚にはなりますが、僕の場合は「車両代を一括で払えないならば保険に入る」を念頭に加入の要不要を判断しています。
キャンピングカーライフの安心につながる情報になれば喜ばしい限りです。
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