普通車の走行性能を保ちつつも、快適性とワクワクを届けてくれるMYSミスティックの人気キャンパー「レジストロアウル」。
2021年モデルでいくつかのマイナーチェンジがアナウンスされています。
従来のモデルからどこが変わったのかを、画像を交えてご紹介します。
我が家がアウルを購入した理由はこちらをご覧ください。
なお、本ページで取り上げる内容は、MYSミスティックのYoutubeチャンネルの動画を参考にさせていただきました。
目次
【背景 タウンエースの変更点】
今回のレジストロアウルのモデルチェンジの背景には、ベース車のタウンエースのモデルチェンジがあるようです。
20年6月にTOYOTAから発表されたリリースによると、「安全性の向上」「新型エンジン搭載」という2つの大きな変更点があります。
安全性の向上
今回大きく変わったところが以下の点になります。
●歩行者や自転車を検知する「衝突回避支援ブレーキ機能」
●踏み間違いによる衝突回避支援システム「スマートアシスト」
●LEDヘッドランプ/リヤコンビネーションランプの採用
暗い場所での歩行者の検知もしてくれるようで、陽が落ちた後のキャンプ場や街灯の無い夜道でのサポートが期待できそうです。
搭乗者だけでなく周囲の車や歩行者にも影響を及ぼす部分が強化されるのはありがたいですね。
LEDライトが付いたのも運転がしやすくなるため嬉しいです。
新型エンジン搭載
小型商用車用に開発された「1.5L2NR-VEガソリンエンジン」を搭載。
Stop & Goを繰り返す街中での運転もパワフルに対応できるようです。
燃費性能も従来型と比較すると、約20%向上したとのこと。
小振りな43Lのタンク容量を考えると嬉しいアップグレードです。
なお今回のモデルチェンジで、従来の価格から20万円程値上がりしました。
20万円という金額の妥当性は素人の僕には判断がつきませんが、「家族と周囲の安全を買った」と思えば納得できる金額だと考えています。
【変更点1 2重アクリル窓】
ここからはレジストロアウルの変更点を見ていきます。
これまでガラス製のスライドウィンドウでしたが、今後はアクリルの2重窓が標準となります。
窓はサイドと後方の3箇所にあり、いずれもプッシュアウトタイプで引き上げ式のシェードが付いています。
アクリル板中間の空気層が断熱効果をもたらし、車外との温度差を保ちます。
【変更点2 室外機の設置箇所】
エアコンの室外機の位置が変わりました。
従来モデルは車体左側面のハッチ下に収納されていましたが、21年モデルでは、車体後方に移動しています。
本体に合わせて角丸にするなどでデザイン性を担保しつつ、全長が5m以下に収まるように調整されています。
従来モデル 21年モデル
エアコン自体も変更となっており、これまでは「クレクールⅤ」を搭載していましたが、今後は家庭用エアコンがオプション装備となるようです。
動画では三菱の霧ヶ峰が取り付けられていました。我が家でもリビングや寝室に霧ヶ峰を使用しています。冷房時には1−2分で部屋が涼しくなり、暖房時には強い暖かい風が運転開始直後に出てきて、非常に快適です。
300Aのリチウムイオンバッテリーをツインにすることも可能なようです。
【変更点3 ステップ標準装備】
入り口のドアの下に、引き出し式のステップが標準装備化しています。
車高があがり、フレームの形が変わったことで調整できることになったようです。
レジストロアウルの入り口は地面から高さがあり、子供では入るのに少し苦労するため、ステップがあると便利だと感じました。
入り口にもポーチランプが標準設置されました。
【変更点4 リアモニターシステム】
もともとオプションで提案されていた19インチのテレビモニターです(動画ではアクオス)。
アーム式で左右に可動します。
スイッチはFFヒーターの脇にあり、エンジンを切った状態でもサブバッテリーからの給電で使用できます。
【変更点5 電子レンジ】
これまでのブラックから変更されています。
出力は従来の750Wから下がり、600Wになりました。
旧レンジ
出典:キャンピングカープラザ大阪新レンジ
出典:キャンピングカースタイル
【変更点6 オーバーヘッドキャビネット】
もともとキッチンの上部ありましたが、家庭用エアコンを設置したことで右側シートの上方に設置されます。
エアコンを搭載しない場合は、元々の位置(キッチン上方)に付けることもでき、オプションで右側シート上方に追加することもできます。
旧車内
出典:DRIMO21年版車内
出典:ミスティック
キャビネットは引き上げ式のドアを採用しており、ドアは金具で開放状態を固定できます。
収納は内部で繋がっています。
【まとめ】
タウンエースのマイナーチェンジとそれに伴うレジストロアウルの2021年の変更箇所を見てきました。
ホイールサイズ変更に伴う車高の変更があったことで、装備の幅が広がった印象が大きく、また車内に収納が増えたため過ごしやすくなりそうです。
車自体の安全性能が上がったことも喜ばしく、アウルの架装と合わせてより快適な旅が楽しめそうです。
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